【レビュー】AVIOT TE-D01m を選んだ理由と実使用レポート

— Jabra 65t からの乗り換え(購入:2021年3月)

完全ワイヤレスが一気に成熟してきた2021年、長年使ってきた Jabra Elite 65t からの買い替えで悩んだのがこの3機種です。

  • Sony WF-1000XM3:ANCの評価が圧倒的
  • Jabra Elite 75t:65tの正統進化+マルチポイントの安心感
  • AVIOT TE-D01m:国産×コスパの筆頭候補(今回の購入品)

結論から言うと、違うメーカーを試したい気持ち価格と機能のバランスでTE-D01mに決めました。


比較表(2021年当時の参考)

モデル価格帯の目安*強み留意点
Sony WF-1000XM322,000円前後強力ANC/高音質マルチポイント非対応、やや大きめサイズ ソニーSoundGuys
Jabra Elite 75t15,700円前後接続安定/FWでANC対応(2020/10)/小型軽量65tからの体験変化は穏やか Jabra
AVIOT TE-D01m13,750円前後Bluetooth 5.2/aptX Adaptive/最大10h(50h)/IPX4/Mild ANCマルチポイント表記なし(マルチペア4台、同時接続は非記載) AVIOTAVIOT

*価格は2021年当時の実売目安です(時期・店舗で変動)。TE-D01mの発売時税別価格は12,500円AVIOT


TE-D01mを選んだ決め手(要約)

  1. コスパの良さ:1万円台前半で「aptX Adaptive+外音取込+Mild ANC+長時間再生」を網羅。AVIOTAVIOT
  2. 国内ブランドの音作り:中高域の見通しが良く、邦楽/アコースティックと好相性。
  3. 使い勝手の安心感:ケース込み50時間・IPX4で日常用途を一通りカバー

実使用レビュー(2021年~)

音質

ボーカル帯が素直に出るバランス型。低域は量より“締まり”寄りで、全体の見通しが良いタイプ。aptX/aptX Adaptive対応の環境だと粒立ちと分離の良さが際立ちます。AVIOT

ANC/外音取り込み

**“Mild ANC”**は名前の通り効きが穏やか。電車内のガヤを薄める程度で、「無音空間」を作るタイプではありません。外音取り込みは自然でアナウンス確認には充分。AVIOT

装着感・操作

軽量で耳への収まりが良く、長時間でも疲れにくい印象。操作はタッチ系で、慣れると誤操作も少なめ。
(※装着感は個人差あり)

接続安定性

人混みではごく稀に瞬断はあるものの、通勤・街歩きの範囲では実用上問題なし。マルチペアリング4台まで登録でき、デバイス切替もスムーズです(同時接続の“マルチポイント”は仕様上の記載なし)。AVIOT

バッテリー

公称最大10時間+ケース50時間は体感でも“持つ”。平日使いなら充電を意識せず過ごせます。AVIOT


TE-D01m スペック要点(公式確認済み)

  • Bluetooth 5.2コーデック:SBC・AAC・aptX・aptX AdaptiveIPX4
  • 最大再生10時間(ケース併用50時間)/Knowles製マイク/“Mild ANC”搭載
  • マルチペアリング4台(※同時接続のマルチポイント記載なし)
    AVIOTAVIOT

迷った2機種への所感(簡潔版)

  • WF-1000XM3:ANC重視なら今でも「強い」選択。ただし当時はマルチポイント非対応で、PC+スマホ同時待受の利便性は弱め。ソニーSoundGuys
  • Elite 75tFWアップデートでANC対応済み。Jabra慣れの人は移行が最もスムーズ。Jabra

まとめ

  • 違うメーカーを試したい価格と機能のバランス重視なら、TE-D01mは“堅実な最適解”
  • ただし、強力ANCや同時接続(マルチポイント)最優先なら、比較対象の選び直しも検討の価値あり。