はじめに:引っ越しを機にPCデスクを新調することに
引っ越しを機に、「せっかくだから作業環境を整えたい」と思い、PCデスクを探していました。
候補に挙がったのは、IKEAの**「UTESPELARE(ウーテスペラレ)」。

デザインもコスパも良く、理想に近かったのですが、部屋の幅が150cm**しかなく、わずかにサイズオーバー。
泣く泣く購入を断念し、
「もう自分で作ってしまおう!」
と、DIYでデスクを自作することを決意しました。
YouTubeで発見:IKEAカールビーが理想の天板
DIYデスクの参考にYouTubeを見ていると、多くの人が絶賛していたのがIKEAカールビー(KARLBY)。
キッチンカウンター用のワークトップですが、その木目の美しさと質感の高さから、PCデスク天板として人気を集めています。
選んだモデルは次の通り👇
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 商品名 | KARLBY(カールビー)ウォールナット突板 |
| サイズ | 186×65×3.8cm(品番703.351.94) |
| 価格 | ¥22,900(税込) |

カールビーは奥行きが広いのが最大の魅力。
モニターを置いても手元スペースがしっかり確保でき、作業効率も抜群です。
ホームセンターでの壁:持ち込みカットNG問題
唯一の課題は「サイズ」。
186cmの天板を150cmにカットしなければなりません。
近所のホームセンターへ持ち込んだものの、どこも同じ回答でした。
「当店で購入した木材以外はカットできません。」
ここで完全に行き詰まり…。
しかし、諦めきれずに地元の製材所に電話してみることに。
救世主登場:製材所のおじさんの神対応
電話口で事情を話すと、快く「いいよ、持ってきて!」と対応してくれた製材所のおじさん。
ところが現物を見るなり一言。
「うちは機械が小さいから、これは切れないな〜。」
一瞬絶望しかけたその時、
「大きい材も切れる製材所があるから紹介してあげる」と言ってくれました。
そこから連絡を取ってくれて、別の製材所で140cmにカットしてもらえることに!
作業費はわずか1,000円。
この温かい人のつながりに、本気で感動しました。
「DIYは人の優しさに支えられる」
この瞬間、そう感じました。
断面処理:突板の宿命をカバーするひと手間
IKEAカールビーは突板構造のため、切断すると内部の下地が見えてしまいます。
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そのままだと見た目が悪いため、付属の木製エッジシートを貼り付けて処理。
このひと手間で仕上がりが一気に引き締まり、まるで純正サイズのような美しい天板に変身しました。
脚の取り付け:鬼目ナット+4本アイアンレッグ
天板が完成したら、次は脚の取り付け。
Amazonで購入したのは以下の商品です👇
🔗 Soges アイアンデスク脚(B019HX6AH2)
価格:¥5,309(税込)
耐久性を重視して、固定には**鬼目ナット(M6×20mm)**を採用。
木ねじよりもしっかりと締まり、強度も長持ちします。
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蜜蝋仕上げで美しく保護
仕上げにはAmazonで購入した
🔗 未晒し蜜ロウワックス
を使用。価格は¥2,093。
これを3回塗り重ねることで、
木の艶が増し、表面がなめらかになり、自然な防水性も確保できました。
完成したIKEAカールビーDIYデスク
ついに完成!
天板の重厚感とウォールナットの深み、そして広々とした作業スペース。
まさに理想のPCデスクです。
| 項目 | 内容 | 金額 |
|---|---|---|
| KARLBY天板 | IKEA | ¥22,900 |
| 製材所カット代 | 地元製材所 | ¥1,000 |
| アイアンレッグ | Amazon | ¥5,309 |
| 蜜蝋ワックス | Amazon | ¥2,093 |
| 鬼目ナット | ホームセンター | 約¥500 |
| 合計 | 約¥31,800 |
✏️【後日談】IKEAカールビーDIYデスクをロの字脚に改良!
揺れ問題発生:4本脚の弱点が明らかに
完成後しばらく使ってみると、わずかに「揺れ」が発生。
カールビー天板自体はしっかりしているものの、4本の独立脚構造では剛性に不安がありました。
改良:ロの字型スチールフレーム脚に交換!
安定性を重視し、思い切って脚を交換することに。
採用したのは👇
🔗 Soges テーブルキッツ脚 ハイタイプ(ロの字型)B019HX694Q
価格:¥7,219(税込)
この脚は前後の脚がスチールバーで連結されたロの字型構造。
横揺れ・ねじれに非常に強く、安定感が抜群です。
取り付け時には、鬼目ナットを新しく埋め直し、再度ボルト固定。
結果、ぐらつきゼロの最強デスクが完成しました。
最終形態:剛性もデザインも理想的
ロの字型脚の無骨なスチールデザインと、カールビー天板の上品なウォールナットが見事に調和。
インダストリアルかつ温かみのある雰囲気に。
「これぞ自分だけの理想の作業環境」
と胸を張れる仕上がりになりました。
まとめ:DIYは完成してからが本番
IKEAカールビーを使ったDIYデスクは、最初から完璧ではありませんでした。
けれども、トライ&エラーを重ねながら改良を加えることで、理想を形にする楽しさを実感。
そして何より、
「人の温かさに支えられて完成したDIYデスク」
この体験こそが、IKEAカールビーDIYの最大の価値だと感じます。
💬 最後に
この記事を読んで「自分も作ってみようかな」と思った方は、
IKEAカールビー天板の柔軟性をぜひ体験してみてください。
少しの工夫と人の助けで、きっとあなただけの理想のデスクができます。



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