
AutoExe ストラットタワーバー取り付け
2022年4月
Mazda3にAutoExeのストラットタワーバー(BPA1 V5 420/旧MBP4000)を取り付けました。楽天で購入、価格は22,176円。
以前RX-8に乗っていたときは純正で最初から装着されていたので違いを実感できませんでしたが、今回は「付ける前と後の違いを知りたい」という狙いで納車後しばらくしてからDIYで作業しました。
比較検討した製品
実は最初、BLITZ(ブリッツ)のストラットタワーバー(品番97170/JANコード4959094971702)とも迷っていました。シンプルな見た目で価格も手頃。
ただ、某車系YouTuberが「両端をボルトで固定するタイプは、結局ボルト部分に遊びが出て剛性が得にくい」と指摘していて、それを見て最終的に一体構造でしっかり剛性を確保できるAutoExeを選びました。
DIY取り付け作業のリアル描写
使用した工具
- ソケットレンチ(14mm)
- エクステンションバー
- トルクレンチ(規定トルクで本締め用)
- 軍手 → 実際は滑りやすくて薄手のメカニックグローブの方が作業しやすかった


作業工程と苦労ポイント
- ナットの取り外し
- ストラットタワー上部のナットを外すのですが、とにかく最初のナットが固い。
- 体重をかけて「グッ」と回す感じでやっと緩みました。ここで心が折れそうに…。
- 奥のナットが大敵
- エンジンルーム奥のナットは手が入りにくい位置。
- 普通のソケットでは届かず、エクステンションバーを使って角度を調整しながら回すことで解決。ライトを照らしながら作業しました。
- タワーバーを仮付け
- バーをセットし仮締め。ホースや配管と干渉していないか確認。
- トルクレンチで本締め
- 最後はトルクレンチで規定トルクまで締め付け。均等にトルクをかけるよう意識しました。
全体の作業時間は40分ほど。基本は「ナットを外してバーを載せて締め直す」だけですが、固さと狭さがハードルでした。DIY好きには良い達成感があります。
装着後のインプレッション
見た目
まず一番に感じたのは「見た目の満足感」。
鮮やかな赤のタワーバーはエンジンルームを一気に華やかにしてくれて、ボンネットを開けるたびに嬉しくなります。

走りの変化
- 街乗り(交差点や段差)
段差を超える時の車体の収まりが良くなり、「ドンッ」といった突き上げ後のヨレが少なくなった印象。 - 高速道路の合流・レーンチェンジ
レーンチェンジ時のスッとした切り返しがスムーズ。ステアリング操作に対して車体が一体でついてくる感覚が強まりました。 - ワインディングロード
コーナーでのヨレが明らかに抑えられ、安定感が増した気がします。以前よりもハンドル操作に対してクルマが素直に反応してくれるので、コーナリングが楽しくなりました。
費用対効果と他パーツとの比較
価格は約2万円。剛性アップとドレスアップを両方手に入れられると考えるとコスパは高いです。
ちなみに以前取り付けたモーションコントロールビームは効果こそ感じられたものの、価格が高め。
それに比べると、タワーバーは「価格に対しての満足度」が段違いに良いと感じました。
今後の展望
フロントの剛性が上がったことで、リアのタワーバーも気になる存在に。
さらに、ロアアームバーやフロアブレースバーといった補強パーツにも興味が出てきました。これらを組み合わせることで、Mazda3の走りはさらに引き締まるはず。
ただし補強パーツは闇雲に付ければ良いわけではないので、バランスを考えながら検討していきたいと思います。
まとめ
AutoExeのストラットタワーバーは、DIYでも1時間かからず取り付け可能。固いナットと狭い作業スペースに少し苦戦しましたが、トルクレンチとエクステンションバーさえあれば問題なく作業できます。
- 見た目 → 赤で映えるエンジンルーム
- 走り → コーナーでの安定感アップ、ヨレの抑制
- 費用対効果 → 2万円で剛性+ドレスアップ、コスパ良し
Mazda3の走りを少しスパルタンにしたい人にはおすすめの一品。
次はリアタワーバーやロアアームバーにも挑戦して、さらにドライビングを楽しみたいと思います。