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免許を取ってから10年以上、インカムを持たずに走り続けてきました。ソロツーリングがメインだったので「不便を感じる場面がない」というのが正直なところです。「いずれ買おう」と思いながら後回しにし続けた結果が、10年でした。
転機になったのはCBR650Rへの乗り換えです。Kawasaki Ninja250から乗り換えるタイミングで周辺装備も見直そうと思い立ち、先送りにしてきたインカムをようやく買う気になりました。
いざ選ぼうとすると、選択肢の多さで立ち止まりました。弟は数千円の中華製インカムを使っていて「ソロなら十分」と言いますし、友人はSenaユーザーで「Harman Kardonの音がいい」と言います。DaytonaとB+COMは国内のバイク用品店でよく目にします。何を基準に絞ればいいのかわからない状態から、購入まで数週間かかりました。
最終的に選んだのはCardo Packtalk NEOで、2024年4月の楽天GWセールで40,599円で購入しました。購入当時の主要インカム比較と選択の判断プロセス、そして1年以上使って実際に気づいたことを順に書いていきます。
インカム選びで比較すべき4つの軸
インカムを選ぶときに最初に意識したのは、カタログのスペックよりも「どんな場面で使うか」という前提の整理でした。以下の4つを押さえておくと、後の比較表が読みやすくなります。
まず通信方式です。接続方法には大きく2種類あります。従来のBluetoothペアリング方式と、CardoのDMCやSenaのMeshに代表されるメッシュ通信方式です。Bluetoothペアリングは1対1または複数台のチェーン接続で、距離が離れると切断されやすい特性があります。メッシュ通信は複数台がネットワーク状に繋がるため、誰かが距離を取っても別のルートで通信を維持できます。ソロメインならどちらでも大きな差はありませんが、グループツーリングが多い場合は通信方式が選択の核になります。
次にスピーカーの音質です。走行中は風切り音や排気音が常にあるため、ヘルメット内でどれだけ明瞭に聴こえるかはモデルによって差があります。Cardoは「Sound by JBL」、SenaはHarman Kardonと協業しています。独自スピーカーを搭載するDaytonaやB+COMとは音の設計思想が異なります。音楽やナビ音声をよく使う場合、この軸は選択に直結します。
異メーカーとの接続性も確認が必要です。主要ブランドはすべてBluetooth経由のユニバーサル接続に対応しているため、異なるメーカー同士でも通話はできます。ただし独自のメッシュ通信はメーカーをまたいで使えません。CardoのDMCはCardo同士、SenaのMeshはSena同士でのみ機能します。仲間が別ブランドを使っている場合、この制限を把握しておくと安心です。
最後は価格帯と長期サポートです。中華製インカムは1万円前後で基本機能が揃いますが、ファームウェア更新の継続性や部品供給の見通しが立てにくい面があります。国内・海外の主要ブランドはアフターサポートが整っており、ファームウェア更新で機能が追加されるケースもあります。長く使う前提であれば、本体価格だけでなくブランドの継続性も判断材料になります。
2024年春時点の主要インカム:5ブランド・8モデルを比較する
価格は2024年4月時点の参考価格(税込)です。その後の値上げや後継モデルへの変更については、記事末尾の「2026年現在、今から買うなら」でまとめています。
| ブランド | モデル | 参考価格(税込) | 通信方式 | 最大通話人数 | スピーカー | 異メーカー接続 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 中華製(LEXIN・FODSPORTS等) | FX8 / H6等 | 5,000〜15,000円 | Bluetooth | 2〜8人(機種差あり) | 独自 | 可 |
| Daytona | DT-E1+ | 29,700円 | Bluetooth | 4人 | 独自 | 可 |
| Daytona | DT-01+ | 37,400円 | Bluetooth | 6人 | 独自 | 可 |
| B+COM | ONE | 約34,980円 | Bluetooth(B+LINK) | 6人 | B+COM独自 | 可 |
| B+COM | SB6XR | 約44,000円 | Bluetooth(B+LINK) | 6人 | B+COM独自 | 可 |
| Sena | 20S EVO | 約35,000円 | Bluetooth | 8人 | 独自 | 可 |
| Sena | 50S | 約56,980円 | Bluetooth/Mesh 2.0 | 最大6人 | Harman Kardon | 可 |
| Cardo | Packtalk NEO | 55,900円 | Bluetooth/DMC | 最大15人 | JBL 40mm | 可 |
| Cardo | Packtalk EDGE | 66,800円 | Bluetooth/DMC | 最大15人 | JBL 40mm | 可 |
中華製(LEXIN・FODSPORTS等):安価だが、長く使う前提では不安が残る
弟がLEXINの中華製インカムを使っていたため、使用感を聞く機会がありました。1万円前後で基本機能が揃っており、コストパフォーマンスの高さは確かです。ただし長期使用を前提にすると、ファームウェア更新の継続性や補修部品の供給がいつまで続くか見通しにくい面があります。
「数年で買い替える前提なら選択肢になる」というのが正直な評価です。今回は「できれば5年以上使いたい」という条件だったため、早い段階で候補から外しました。
Daytona:国産の安心感と入手しやすさ。ただしメッシュ非対応
国内の主要バイク用品店で取り扱いが多く、購入後のサポートや入手しやすさは強みです。DT-E1+(29,700円)は機能を絞ったエントリーモデルです。DT-01+(37,400円)は最大6人通話に対応したスタンダードモデルという構成でした。ただし2024年春時点ではメッシュ通信に対応しておらず、スピーカーも独自開発品です。
「国産・サポート重視・グループは6人まで」という条件に合う人には有力な選択肢です。音質にこだわりたい場合は、後述のブランドとの比較が必要になります。
B+COM:国内シェア1位の安定感。ただし「B+LINK」はメッシュとは仕組みが違う
ツーリングでユーザーに出会う頻度が高く、周囲への浸透率という意味では国内トップです。ONE(約34,980円)とSB6XR(約44,000円)の2モデルが主な選択肢でした。独自のグループ通話システム「B+LINK」の安定性はユーザーからの評価が高いです。
ただしB+LINKはメッシュ通信ではなく、Bluetooth多段接続の独自方式です。接続の安定性は高いのですが、CardoのDMCやSenaのMeshとは仕組みが異なります。周囲にB+COMユーザーが多い環境なら有力候補ですが、メッシュ通信を前提にしたグループツーリングには別ブランドの検討が必要になります。
Sena:Harman Kardon音質とMesh搭載。50SはCardoと同価格帯で直接比較になる
友人がSenaユーザーで、購入前に実機を見せてもらいました。20S EVO(約35,000円)はBluetoothのみのミッドレンジです。50S(約56,980円)はHarman Kardon搭載・Mesh 2.0対応のハイエンドにあたります。50SはPacktalk NEOと同価格帯で、最後まで選択肢に残っていました。
Senaを選ばなかった理由はCardoを選んだ理由と重なるため、次の項目で詳しく書きます。どちらを選ぶかは「JBL対Harman Kardon」の音質の好みと、通信方式(DMC対Mesh 2.0)の評価で分かれる判断です。
Cardoを選んだ理由:JBL音質・DMC・ブランドの継続性
Cardoはイスラエル発のインカムブランドで、2004年に世界で初めてバイク用Bluetoothインカムを発売しています。JBLとの協業による音質、最大15人まで繋がるDMC、ファームウェア更新の継続実績が最終的な決め手になりました。
購入を検討していた時期に、YouTuberのオカライダーがCardoを高く評価している動画を見たことも判断材料の一つです。ただしプロモーションの可能性もあるため、その評価は参考程度に留めています。JBLという第三者ブランドのスピーカーを搭載している点は、音質の信頼性として判断しやすいと感じました。
Packtalk EDGE vs NEO:同じ性能で何が違うか
CardoのPacktalkシリーズを選ぶとなると、次はEDGEとNEOのどちらにするかという問題になります。JBLスピーカー・DMC・ボイスコントロール・防水性能など、コア機能は両モデルで共通です。差異は以下の3点に絞られます。
| 項目 | Packtalk EDGE | Packtalk NEO |
|---|---|---|
| マウント方式 | 磁石(エアーマウント) | ケーブル接続(クランプ式) |
| 走行中充電 | 台座コネクタ経由でスムーズに充電可能 | Type-Cケーブルを本体に直接接続すれば可能 |
| 保証期間 | 3年 | 2年 |
| 定価(税込) | 66,800円 | 55,900円(2024年4月時点。現在は56,800円) |
| 筆者購入価格 | — | 40,599円(楽天GWセール) |
最も大きな違いはマウント方式と充電方法です。EDGEはエアーマウントの台座にコネクタが内蔵されており、バイクのUSB電源などに繋げばすっきりした状態で充電しながら走行できます。NEOはType-C端子への直接接続方式のため、走行中にモバイルバッテリーを繋ぐことはできますが、ケーブルが本体からぶら下がる形になります。
NEOを選んだのは、走行中充電の優先度がそこまで高くないと判断したからです。ソロツーリングが中心で、日帰りか1泊程度がほとんどです。公称13時間のバッテリーがあるため、宿や自宅に戻ってから充電すれば翌日も問題ありません。走行中にケーブルを繋いで充電する状況が現実的にほとんど発生しないと判断しました。
価格の差も判断材料になりました。定価での差額は約11,000円です。さらに2024年4月の楽天GWセールでNEOが40,599円で購入できたため、実質的な価格差はさらに広がりました。この差額分の価値をEDGEの充電利便性に見出せるかどうかが、判断の分かれ目だと思います。
ただしNEOの充電方式にも不満はあります。宿や自宅での充電はケーブルを本体に挿すだけなので手間ではありませんが、走行中に充電したい場合はケーブルがぶら下がる状態になるため、見た目はすっきりしません。複数日の長距離ツーリングが多い人や、走行中の充電をこまめにしたい人にはEDGEのほうが使い勝手が良くなります。
Packtalk NEO 実機レビュー:SHOEIフルフェイスに取り付けて1年以上使った実感



SHOEIフルフェイスへの取り付け
マウント方法はクランプ式を選びました。Cardoはシリーズ対応の専用SHOEIアダプター(ACC00021)を別売りしており、GT-Air2・NEOTEC2・J-Cruise2などに対応しています。ただしGT-Air3やNEOTEC3など新しいモデルは対応品番が異なるため、購入前に確認が必要です。
取り付けの流れ(クランプ式)
- アルコールパッドでヘルメット側面の取り付け位置を脱脂する
- クランプをクレードルにセットし、ヘルメットのベント部分を挟んで固定する
- スピーカーを面ファスナーでヘルメット内側の耳の位置に貼り付ける
- ワイヤーマイクを内装に沿わせてケーブルを処理する
- 本体ユニットをクレードルにセットして完了
全体的な難易度は高くありません。ただしスピーカーの位置決めは時間をかけた方が良いです。耳の位置とスピーカーの中心がずれると音が聴こえにくくなるため、実際にヘルメットを被りながら微調整する工程が必要です。ケーブルは内装の隙間に沿わせる形で処理しますが、内装の密度や形状によっては多少手間がかかります。フルフェイスヘルメットで内装が厚い場合は、内張りを軽く浮かせながらケーブルを押し込むと収まりが良くなります。

JBLスピーカーの音質:一般道・高速での実際の聴こえ方
初めてのインカムのため他機種との直接比較はできませんが、JBLスピーカーの音質は期待に応えてくれる印象です。特に低〜中音域に厚みがあり、走行中も「ヘルメットの中でスピーカーが鳴っている」という違和感は薄いです。走行中に音楽を楽しむという体験として、十分な音質だと感じています。
Packtalk NEOには周囲の騒音に応じて音量を自動調整する機能が搭載されています。本体内蔵マイクが風切り音やエンジン音を感知し、速度が上がれば音量が上がり、信号待ちになれば元に戻ります。都市部と高速道路を行き来するツーリングでは、この自動調整のおかげで音量を手動で変える場面がほとんどありません。
高速道路では100km/hを超えると風切り音が増しますが、自動音量調整が働くため音楽が聴こえなくなることはありません。ただし風切り音そのものが消えるわけではないため、音楽の細かいニュアンスは一般道と比べると聴こえにくくなります。フルフェイスはオープンフェイスより風切り音の影響が少ないです。それでも高速域では「BGMとして流す」程度が現実的な期待値です。
インカムとしての音質という前提では満足度は高いです。ワイヤレスイヤホンと同等の音質を期待すると印象が変わります。「走行中に音楽がちゃんと楽しめるインカム」という評価が適切だと思います。
ボイスコントロール:よく使うコマンドはすぐ覚えられる、全部は無理
Packtalk NEOのボイスコントロールは「Hey Cardo」というウェイクワードで起動します。グローブをしたままでも操作できるため、走行中にハンドルから手を離さずに音量変更や通話応答ができます。
実際によく使っているのは音量の上げ下げと電話応答の2つです。「Hey Cardo, volume up」「Hey Cardo, answer」は数回使えば体で覚えられます。SiriやGoogleアシスタントとの連携もできます。「Hey Cardo, Hey Siri」と続けて言えば、ナビの行き先変更や天気確認も声で操作できます。
問題はコマンドの総数が多い点です。DMC接続・音楽操作・ラジオ・バッテリー確認など、カバーする機能が広い分だけコマンドの種類も増えています。使用頻度の低いコマンドは走行中に思い出せないことが多く、結局ボタン操作で対応する場面があります。Cardoアプリからコマンド一覧を確認できるため、乗る前に見直す習慣をつければある程度は解消できます。
「よく使う3〜4コマンドはすぐ覚えられるが、全コマンドを使いこなすには時間がかかる」というのが正直な評価です。慣れるほど便利になる機能ですが、購入直後から全機能を使いこなせるわけではありません。
グローブ装着時のボタン操作感
Packtalk NEOには中央のコントロールホイールのほか、メディア・モバイル・インターコムの3つのボタンが配置されています。コントロールホイールを回すと音量調整、モバイルボタンで電話の発着信、インターコムボタンでライダー間の通話操作ができます。指を引っ掛けるような形状になっているため、厚手のグローブをしていても操作を誤りにくいです。
実際に走行しながら使っていて、グローブ越しの操作で困った場面はほとんどありません。音量調整はコントロールホイールを回すだけで、視線を前に向けたまま感覚的に操作できます。電源のオン/オフは2つのボタンの同時長押しですが、ボタンの配置と形状のおかげでグローブをしたままでもスムーズに操作できます。
ただし細かい操作は別の話です。長押し・ダブルタップ・トリプルタップなど、操作の組み合わせによって異なる機能が割り当てられています。慣れないうちは意図しない操作をしてしまうことがあります。ボイスコントロールと同様、よく使う操作はすぐ覚えられますが、全操作を把握するには時間がかかります。
SenaとのユニバーサルBluetooth接続
友人のSenaとユニバーサルBluetooth接続を試しました。Sena側をペアリングモードにしてから、Packtalk NEO側でインターコムチャンネルをペアリングします。特に詰まる場面もなく、数分で通話できる状態になりました。
通話品質は実用上問題ないレベルです。ただしDMCはCardo同士でしか機能しないため、Senaとの通話はあくまでBluetooth接続になります。接続距離もCardo同士と比べると短くなる場合があります。並走する程度の距離であれば支障はありませんが、距離が開くと接続が不安定になる可能性があります。
購入前は異なるメーカーで繋がるかどうかが気になっていました。日常的なツーリングの範囲では問題なく、友人がSenaを使っていても一緒に走ることに支障はありません。
買って1年以上、良かった点と残った不満
1年以上使い続けて、総合的な満足度は高いです。JBLスピーカーの音質・自動音量調整・グローブ操作性の3点は、ツーリングのたびに実感できる部分です。特に自動音量調整は意識せずに機能します。一般道と高速道路を行き来するルートでも、音量を手動で変える場面がほとんどなくなりました。
不満として残っているのはType-C充電の扱いです。充電自体はケーブルを本体に挿すだけなので手間ではありません。ただし充電する際は、スピーカーとマイクが接続されているType-Cケーブルを抜いて充電ケーブルに差し替える必要があります。作業自体は数秒ですが、EDGEの台座充電と比べると手間に感じる場面があります。
ボイスコマンドの多さは、便利さと覚えにくさの両面があります。音量操作や電話応答はすぐ慣れましたが、頻度の低いコマンドは走行中に出てこないことがあります。コマンド数はそのまま機能の豊富さでもあるため、一概にデメリットとも言えません。
使い始めてから気づいたのは、ソロメインではDMCをほとんど使わないという点です。最大15人接続できる機能がありながら、実際の使い方はスマホとの音楽・ナビ接続がほとんどです。グループツーリングが多い人にはDMCが大きな強みになります。ソロ中心の場合は機能を持て余す可能性があります。
2026年現在、今から買うなら何を選ぶか
2024年4月の購入から約2年で、各ブランドのラインナップが変わっています。主な変化は以下の通りです。
| 変化・追加モデル | 内容 |
|---|---|
| Cardo Packtalk PRO(79,800円) | 2024年7月発売。IMU搭載による衝突検知・緊急連絡機能つきの新フラッグシップ |
| Daytona DT-02(37,400円) | 2025年夏発売。DT-01+の後継。最大8人通話・通信距離強化 |
| Sena 60S(63,600円) | 2024年冬発売。Mesh 3.0搭載の現行フラッグシップ |
| B+COM 7X EVO(59,400円) | 2026年3月発売。フルモデルチェンジ。音響システムを刷新 |
| JESIMAIK H6(通常約15,000〜18,000円、セール時12,000円前後) | 磁気マウント・QIK-MESH 2.0・25時間バッテリー搭載。技適認証済みの中国発ブランド |
Cardoは2024年7月に新フラッグシップのPacktalk PROを79,800円で発売しました。IMUによる衝突検知と緊急連絡機能が追加されています。ロングツーリングや高速道路をよく走る人には選択肢になります。NEOとの定価差は約24,000円です。
DaytonaはDT-01+の後継としてDT-02を2025年夏に発売しました。最大通話人数が6人から8人に増え、通信距離も改善されています。国産・国内サポート重視で選ぶ場合、現行の有力な選択肢です。
SenaはMesh 3.0搭載の60Sを63,600円で発売しています。通信の安定性が向上しており、Sena同士での長距離グループツーリングに強みがあります。Harman Kardonの音質はそのまま引き継いでいます。
B+COMは2026年3月にフルモデルチェンジとなる7X EVOを59,400円で発売しました。音響システムを刷新しており、SB6XRから音質面で大きく改良されています。B+COMの操作性・国内サポートを重視しながら音質も求める人には検討の価値があります。
JESIMAIKは技適認証済みで日本市場に本格参入している中国発ブランドです。H6は磁気マウント・QIK-MESH 2.0・最大25時間バッテリーを備えながら、セール時12,000円前後で購入できます。YouTuberのバイクフォアグラが推奨していたことで知名度が上がりました。ただし動画はプロモーションの可能性もあるため参考程度にとどめています。気になる点は、他ブランドとのBluetooth接続でつながらないケースが報告されていること、そしてブランド自体が比較的新しいため長期的なサポートの見通しが立てにくい点です。
今から改めてインカムを選ぶとしたら、使い方次第で選択肢が変わります。ソロツーリング中心で音楽・ナビ接続がメインなら、Packtalk NEOの性能は2026年現在も十分通用します。セール価格で購入できるタイミングがあれば費用対効果はさらに高くなります。
衝突検知・緊急通知を重視するならPacktalk PROが候補になります。定価差約24,000円に価値を見出せるかどうかが判断の分かれ目です。B+COM 7X EVOはB+COMの使い勝手を維持しながら音質を重視したい人向けで、Cardoとは異なる選択軸があります。コストを抑えつつ磁気マウントやメッシュ通信を試したい場合はJESIMAIK H6が選択肢になりますが、長期使用を前提にするなら実績のあるブランドと天秤にかける必要があります。
セールで買っても40,599円は自分にとって奮発した金額でした。それでも1年以上使い続けて後悔は一度もありません。JBLスピーカーの音質・自動音量調整・グローブ操作性が走るたびに価格分の価値を実感させてくれます。
NEOが向いているのは、ソロまたは少人数のツーリングが中心で、日帰りか1泊程度が多い人です。走行中の充電をそれほど気にしない場合、EDGEとの機能差は実用面でほとんど感じません。複数日のツーリングが多く走行中にすっきり充電したい場合や、3年保証を重視する場合はEDGEが適しています。定価差約11,000円の判断は、「走行中充電の利便性に1万円の価値があるか」という問いに置き換えられます。
CardoはGWや楽天スーパーセールなど特定の時期に20〜30%引きで販売されることがあります。定価で購入するよりもセール時期を狙うほうが費用対効果は上がります。SHOEIへの取り付けはクランプ式で問題ありませんでしたが、GT-Air3やNEOTEC3など新しいモデルは対応マウントの品番が異なるため、購入前に確認が必要です。



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