
モーションコントロールビーム取り付け
2021年9月
以前から気になっていたAutoExeのモーションコントロールビーム(MCB)をDIYで取り付けました。今回は屋外ではなく、雨風をしのげる先輩の会社倉庫をお借りして作業。下回りへのアクセスがしやすく、とても助かりました😊
1. モーションコントロールビームとは?
AutoExeのモーションコントロールビームは、フロントとリアのサブフレームに装着してねじれ剛性を高める補強パーツです。
- 役割
サスペンションの動きをコントロールし、乗り心地とコーナリング性能を両立する。 - 効果
- 段差での突き上げ感をやわらげ、マイルドな乗り味に
- コーナリング時の荷重移動がスムーズになり、踏ん張り感がアップ
詳細はこちらの公式ページを参照:
AutoExe公式ページ
2. 今回のモデル・購入概要
- 型番:MBP4900A(MAZDA3 BP / CX-30 DM / MX-30 DREJ3P系共通)
- セット内容
- モーションコントロールビーム(前後)×各1本
- フロント/リア用ブラケット×4個
- フランジボルト・ナット類
- 価格:約100,000円(高額です…!)
- 購入先:AutoExe正規ディーラー


3. 作業環境と準備
- 作業場所:先輩の会社倉庫(屋根・壁あり)
- 使用工具
- ジャッキ+ジャッキスタンド
- ラチェットレンチ/ソケット(10mm, 12mm)
- トルクレンチ(締付けトルク管理用)
- プラスドライバー
- ラジオペンチ(バンパーセンサーのコネクタ脱着用)
床にマットを敷いて換気と照明を確保し、準備完了です。
4. 取り付け手順
公式の取り付けマニュアルを参考に作業しました。
取り付けマニュアル(PDF)
①フロント取り付け
- 車体前側をジャッキアップしてジャッキスタンドで固定。
- フロントフェンダー内張りとフロントバンパーを外す(コネクタ脱着あり)。
- バンパー裏側の純正サブフレームバーを外す。

- 付属のブラケットを純正ナット穴に仮固定し、MCB(前)を取り付ける。
- フランジボルトで固定し、トルクレンチで指定トルクに締め付け。


②リア取り付け
- リアバンパーステー付近のサブフレーム部にブラケットを取り付け。
- MCB(リア)を差し込み、付属ボルト・ナットで固定。
- トルクレンチで各部の締付けトルクを確認。
※リア取り付け作業中は夢中になり、写真撮影を忘れてしまいました…。すみません🙏
③バンパーとフェンダーの復旧
- 外したフロントバンパーとフェンダー内張りを元通りに戻す。
- ジャッキダウンして作業終了。
5. 作業の感想
- フロント
バンパー脱着時のセンサー類のコネクタ外しが意外と面倒でした。 - MCB取り付け自体
フロントバンパーが外れた状態ならフロント側の取り付けは作業が楽でした。 - リア
ブラケット取り付け位置が狭く、手探り作業が続き、難易度は高めでした。
6. 走行後のインプレッション
取り付け後に試走したところ、以下のような変化を感じました。
- 段差での突き上げが明らかに減少。
- コーナリングでの踏ん張り感が若干向上。
- 剛性が増すというより、乗り心地がマイルドになり、動きの質感がアップした印象です。
7. まとめとコスパ評価
- DIY作業の難易度:リア側は特に狭く作業が難しい。DIYに自信がない方はショップ依頼を推奨。
- コスト面:約10万円と非常に高額で、購入にはかなり躊躇しました。
- 総合評価:効果には満足。ただし費用対効果は低めで、万人向けのカスタムとは言い難い。
結論としては、「モーションコントロールビームがどうしても気になる!」という方以外には、正直おすすめしづらいパーツです。しかし、乗り心地の改善や走行フィーリングの向上を狙いたい方には満足感を与えてくれるアイテムだと思います。
DIY好きな方は、取り付けの達成感も含めて楽しめると思いますよ😊